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執筆者の写真Marine

じっくりとことこクリムト展


ド迫力なポスター。 普段は混んでいてゆっくり観られないけれど、休館日ならゆっくりじっくり鑑賞することができます。 11時に着くはずが、またもや有楽町で電車を3本見送り、それでも上野の駅員さんが電話に出てくれないということで、有楽町の駅員さんがスロープ持参で上野まで同行してくれることになりました。1駅2駅なら一緒に乗って行ってくれることもあるけど、こんなのは初めて!

なので着いたらさっそくランチに直行~。

クリムト展コラボメニューにしようかな~と思ったけど、ステーキソースがホテルとかでよくありがちな、まったく美味しそうに見えないし実際美味しくない風なやつだったので、グリルチキンマスタードソースにしました。大正解!

さて。今回の音声ガイドは吾郎ちゃんです。 やっぱり解説を聞いて回ると深みが違うので、ここはぜひ550円払って聞きながら回ることをお勧めします。

クリムトの没後100年を記念する展覧会ということで、「女の三世代」が初来日です。

クリムトの絵は、この絵を含めいくつかの作品は知っていたけど、こんなにもたくさんの女性(ほぼ女性といってもいいくらい)を描いていたとは知らなくて、しかも女性をこんなにも可愛らしく描写しているなんて。さすが愛と官能の画家と呼ばれるクリムトさん。 私が一番ハッとしたのはこの絵。 女ともだちⅠ(姉妹たち) この縦長の描写と平面的な衣服の模様は、浮世絵の美人画から影響を受けているそうな。

そしてこの絵の前ではずいぶん長くとどまっちゃった。 ヌーダ・ヴェリタス(裸の真実) だって、あまりにもキレイ。

絵もさることながら、上部の文字に萌えです。タイポグラフィとしても実に美しい。 なにが書いてあるかというと、ドイツの詩人フリードリヒ・シラーの「歓喜に寄す」からの引用文。「もし、あなたの行いと芸術で数多くの人びとを満足させることができないならば、少数者を満足させるために行為と芸術を行え。多数の人が喜ぶことは悪いことなのだ。」と記されているそうです。 ふふ、なんかそれ解る気がする。

そして、『ベートーヴェン・フリーズ

クリムトがベートーヴェンの交響曲第九番に着想を得て描いた全長34mにおよぶ壁画の精巧な原寸大複製。 これはぜひとも吾郎ちゃんの解説と音楽を聴きながら観てほしいです。 それにしても、正面の絵に出てくる神話の怪物テュフォーンが愛くるしいったら🙈 ほんとにじっくり堪能できてよかった。 好きな絵のところは2度見してきました。

グッズはいろいろあったけど、ガチャのみ購入。 こんなの入ってました。

それにしても、この前とは打って変わって上野が空いてる! なんでかと思ったら、月曜日は動物園も周りの博物館も揃ってみんな休館なのでした。

パンダ模様の郵便ポスト。後ろには丸いシッポもついているらしい。

この前まで飾られていたコルビュジエさんもいつの間にか次回の「松方コレクション展」に早変わりしていました。っていうかこの睡蓮は常設で観られるのですぞ。他にもモネの絵多数所蔵。ほんとびっくりしちゃうわ松方さん。先日は早足で観て回っちゃったので、次回はじっくり観にこなくては。


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